サウンドバーとかについて書くブログ

別のブログでは知財管理技能検定1級試験を中心として知財系のことをいろいろ書いてますが、このブログでは知財以外のことについていろいろ書きます

まず誤解をときます

ちょっと話がそれます。

 

 

前回、私はYAS-207に満足している旨書きましたが、それはあくまで「仮想サラウンド」だと理解している上での話です。

 

何がいいたいかといいますと、仮想サラウンドは、正しく設置され調整されたリアルサラウンド(例えば、いわゆる5.1チャンネルサラウンドだったら、左右中央後ろ右後ろ左プラスサブウーハーの6のスピーカーとそれら分に対応するアンプによるサラウンド)にはかなわない、ということです。ましてや映画館のサラウンドにははるか遠く及びません。

 

そうであるにもかかわらず、リアルサラウンドや映画館のサラウンド音響と比較してダメだと批判している人がいます。仮想サラウンドであるYAS-207を正しく理解せず誤解しています。

 

映画館のようなサラウンドを家庭用サラウンドに期待すること自体がそもそも間違っています(ただし、AV専用のための、それなりの大きさの窓やドアその他余計なものが極力ない、そのような部屋で、壁天井等建物にも手を加えることができ、AVアンプ及び設置するスピーカーの選択ができ、それらスピーカーの配置の仕方から各スピーカーそれぞれのバランス等をも含めた音場の調整ができる、などの恵まれた状況にある人は除きます。)。

 

YAS-207は、ハード的には、アンプ内蔵フロントスピーカーと専用のアンプ内蔵ワイヤレスサブウーハーだけです。リアルサラウンド機種と違い、配線を含めた設置や調整に手間がかかりません(そもそも調整できません)。日本みたいに、いろいろごちゃごちゃある狭い部屋で、簡単にそれなりのサウンドを楽しむことができるメリットは計り知れないものがあります。

 

次回から、書くであろう、私のレビューも、このことをふまえていますので、その点誤解なきようお願い申し上げます。